病気と仕事について考える

持病、女性特有の疾病、仕事をするにあたって考えること

ストレスが多い看護現場で働き続けるには

数ある仕事の中でも、特に医療に関わる看護師の仕事はハードワークだといわれています。人手不足の現場が多く、業務が過酷であることはもちろん、職場の人間関係や患者さんとの関係、夜勤による不規則な生活などさまざまなストレスがあります。患者さんの生死を分ける場面に遭遇することもあるため、プレッシャーがあるのはもちろん、結果によってはショックを受けることもあるでしょう。それを踏まえると、単に看護師としての知識やスキルに長けているだけではなかなか続かない仕事だといえます。体調のみならずメンタル面の管理もしっかり行う必要があります。

看護師の中には、膨大なストレスを溜め込み、自分自身が病気になってしまう方もいらっしゃいます。病気までいかなくとも、ストレスに耐えきれずに仕事を離れてしまうケースもあります。それだけ、看護現場にはタフさが求められることは把握しておいた方が良いでしょう。日常業務のストレスは、我慢強い人ほど気付かず放置してしまうものです。蓄積したストレスはジワジワと心身を蝕み、病を発症させるため注意が必要です。メンタル面の不調で病気になれば、休職に繋がってしまいます。特にうつ病といった心の病は治癒が目に見える病気ではないため、復職までに時間がかかるものです。そうならないためにも、日頃から自身のストレスにきちんと向き合い、セルフケアを行いましょう。

そして看護業務は、体力的にも負荷がかかる仕事です。負担が大きく不調を感じているなら定期的に整体やマッサージを受けて整えることが大切です。また日頃から運動や筋トレをして、体力をつけるのもおすすめです。運動はストレス発散になるため、ぜひ取り入れると良いでしょう。